●電子メールとは
項目
学習内容
電子メールとメールソフト 「電子メール」は、Webブラウザと並んで、双方向のコミュニケーションツールとして広く使用れています。電子メールは、メーラというメールソフトを利用します。メールソフトは、Outlook ExpressやNetscape Mailのように無料のものと、「シュアウェア(Becky)」や、「市販のソフト(PostPet)」などがあります。

●メールを利用するための基礎知識
項目 学習内容
メールアドレス 「インターネット上の所属と名前」を表わします。通常は、XXX@XXX.comのように「ユーザー名」と「サーバ名」を「@」でつなぎます。
メールアカウント 一般には、「ユーザーID」とも呼ばれ、メールサーバを利用するときにユーザーの識別に使用されます。パターンとしては、以下の通りです。
・@の左側と同じ場合
・接続アカウントと同じ場合
・上記以外の場合
メールパスワード メールサーバを利用する際、本人かどうか照会するために使用されます。接続パスワードと同じ場合もありますが、違う場合もあります。セキュリティの確保から、パスワードについては、定期的に変更する必要があります。変更については、Webブラウザから変更することが可能です。
メールサーバ メールを送受信する際に使用するサーバで、「受信メールサーバ(POP)」と「送信メールサーバ(SMTP)」の2種類があります。これは、ISPから通達されます。また、両者が同一の場合もあります。POPについては、現在、Ver3が使用されています。

●Outlook EXpress 6 の利用
項目 学習内容
OE6の設定

・OE6を起動する(初めて起動する時は接続ウィザードが表示されます)。
・「ツール」「アカウント」を選択します。
・「追加」「メール」を選択します。
・名前を入力する(半角のアルファベットが望ましいです)。
・電子メールアドレスを入力する。
・「POP」を選択して、「受信メールサーバ」と「送信メールサーバ」を入力する。
・「アカウント」「パスワード」を入力する。(パスワード保存にチェックを入れるとパスワードを入力する必要はありません。但しセキュリティ上好ましくありません)
以上で、設定は完了です。完了すると「インターネットアカウント」の画面に設定した受信メールサーバ名が表示されます。

メールの送受信テスト

自分宛てにメールを送信し、受信が出来れば、設定は成功である。設定によって、直ちに送信される場合と、「送信トレイ」に置かれ、「送受信」をクリックして、送信される場合があります。

HTMLメールとテキストメール

HTMLメールは、WEBフラウザで使用されるタグを利用して表現力が豊かなメールである。しかし、受取る側がHTML形式でない場合は、タグがまざりこんで表示されたりします。また、ワーム(Baduans.B)のように添付ファイルを開かなくとも、そのメールを開いたり、プレビューしただけで感染するウィルスもあります。通常は、テキストメールに設定しておく方が望ましいです。

テキストメールの設定方法

「ツール」「オプション」を選択します。「送信」タブで、テキスト形式に設定して、「受信したメッセージと同じ形式で送信する」のチェックをはずします。


●メールソフトの便利な機能
項目 学習内容
タイトル

メールの題名(件名)のことで、分りやすい表現をする。また外国へ送信する場合は、半角の英数字で記述する。

署名

「フッタ」「シグネーチャー」とも言い、差出人を明記する場合に利用します。
署名の作成は、以下の通りです。
・「ツール」「オプション」の「署名」タブを選択する。
・「署名の編集」で内容を記載します。
・「すべてのメッセージに署名を追加する」にチェックします。
新しい、メールを書くとき自動的に書名が入ります。署名は複数、作成しておいて、仕事用やプライベート用と切り分けて使用すると便利である。