フリーソフトの便利さ&楽しさがわかってくると、
無料ということもあって、ついどんどんダウンロードしてしまいますが、
無計画にソフトが増えると、さまざまなな弊害が出てくることもあります。
注意点をいくつか挙げてみましょう。
まず「常駐ソフトを増やしすぎない」ということです。
常駐ソフトとは、パソコンが起動中常に働いていたり、
スタンバイ状態になっているソフトのことを言います。
タスクバーの時計の左横に、アイコンが出ているのが「常駐」です。
一般に、デスクトップにカレンダーや付箋を表示したりするユーティリティ、
壁紙チェンジャー、ウィンドウのデザインを変更するソフト、
ランチャー(ソフトを起動させるためのソフト)などは常駐です。
他にもウイルス対策などのセキュリティ・ソフトやスクリーンセーバーなど、
元々常駐しているものもいくつかあります。
あまり常駐ソフトが増えると、パソコンのメモリ(作業スペースのようなもの)の
無駄遣いになり、パフォーマンスが落ちる原因になります。
常駐型のソフトは「厳選」して、どうしても必要なものだけに絞りましょう。
常駐でなくても、「快適操作」や「環境改善」系のフリーソフトは
ついあれこれ使ってしまいがちですが、過ぎたるは及ばざるが如し、
あまり沢山インストールすると、かえって「環境が悪化」したりします。
特にWindowsのシステムに直接影響するようなソフトは、要注意です。
また、パソコンにソフトが増えてくると、
ソフト同士の相性問題で不具合が出る確率も高くなります。
時々は、あまり使わなくなったソフトをアンインストールするなどして、
整理しておきましょう。
以上のこととは少し違いますが、オンラインソフトは
バックアップを取っておくことをお勧めします。
「いつでもダウンロードできるのに?」と思うかもしれませんが、
作者や配布元の都合で、公開中止になることは良くあります。
OSを再インストールして、もう一度ダウンロードしようとしたら・・・・・ない!!
なんてことにならないように。
その他、以下の点にも注意してください!
■使用するOSでのソフトの動作確認はされているか?
Windows上でマック用やLinux用のソフトが動かないのは想像に難くありませんが、
同じWindowsでも95/98/ME/2000/XP/Vistaとバージョンが異なります。
どのバージョンで動作が確認されているかはチェックしておきましょう。
■レジストリに変更を加えるか?
必要がない限りレジストリは変更しないというのがプログラム開発の常識です。
が、数年前までは必要がなくとも安易にレジストリに変更を加えるソフトも
よく見受けられました(そのほうが開発が楽だからです)。
レジストリに変更を加えることは、PCの動作を不安定にさせるリスクを負うことになります。
また、アドミニストレータ権限をもたないユーザーがインストールすることができません。
もし変更を加えるソフトであれば、
どう変更を加えるのかが明記されていることを確認しましょう。
(ダウンロードしたファイルのなかに『README』というテキストファイルがある場合、
そこにソフトの概略が書いてあることが多いです)
■アンインストール方法は明確か?
インストールばかりに気をとられて、おざなりにしがちなのがアンインストールについて。
インストールが必要ないソフトは、ソフト自体を削除すれば済むだけの話ですが、
インストール時に設定ファイルをPC内に作成したり、
レジストリに変更を加えるソフトの場合は特に重要です。
こちらも『README』ファイルに明記されているものだと安心でしょう。
■追加ランタイムを必要とするか?
フリーソフトのなかには、ランタイムと呼ばれる追加プログラムを必要とするものがあります。
■ソフトの公開後、新しいバージョンが公開されているか?
フリーソフトは基本的に、お金という利益には直結しない、
作者のサービス精神に基づいて提供されるものです。
だからこそ、作者にとって「サービス精神」をキープするのは楽なことではないようです。
なかにはバグ(不具合)を抱えたソフトを公開したまま、
バージョンアップ開発を中断してしまうケースもあります。
公式サイトがある場合、そのサイトは頻繁に更新されているか
これらが行われていないなら、作者はそのソフトに対して
「完成品だからこれ以上手の加えようがない」と思っているか、
「まだ機能改善の余地はあるものの、なんらかの事情で愛着を失ってしまった」かです。
後者の場合、代替ソフトの目星がつくのであれば手を出さないほうが無難かもしれません。